「サクラ」というのは下北沢に住んでいる友人で建築家のF氏宅の集合住宅の名前です。桜並木の緑道に面した彼の家の前では20数年この季節になると花見の宴が催されてきました。ここのソメイヨシノは周辺の満開時より若干遅めなのと、「散り際」が花見としては一番という持論のF氏主催の宴なので周りの盛り上がりより遅めの開催となることがしばしば。先週がタイミングとしてはよかったように思えるのですが、一週間遅れで招待メールが届きました。今年は開花宣言のあとしばらく冷え込んだため満開を迎えるまで時間がかかり、花見が長く楽しめ、先週が満開。(夜桜を楽しみました)この一週間で気温も平年並みに戻り春らしい陽気の中、風が吹くと桜吹雪状態。日に日に花は散ってしまい今日の花見は花なし?と心配。思ったとおりここのソメイヨシノもほとんど散ってしまっていました。おやおやそれでは緑道で昼間っから騒いでいるただの迷惑集団になってしまうのですが、散ってしまったソメイヨシノの横には立派な八重桜が満開。昨日ほどではありませんが、今日も気持ちいい天気で、今年最後の花見をゆっくり楽しみました。
私たちも昨日平和公園に隣接のメタセコイア広場に今年最後の花見に行ってきました。ソメイヨシノの桜並木は大分散り始めていましたが、猫が洞池、池畔のしだれ桜はほぼ満開でした。釣り人の釣果を見ようと二人で見物、大物がつれると寸法を測り写真をとって獲物は池に帰してやるのです。それが太公望のマナーのようです。持参の弁当を大樹のかげで食べ、英気を養うことができました。
投稿情報: Takeo | 2009-04-13 20:32