2日前から右耳の調子が悪く、なんかの拍子にひどく痛むので、今年開業した近所の川崎市立多摩病院へ行ってみました。登戸駅の隣にあり、うちからは歩いていける大きな総合病院です。なんの下調べもしないで行ってみたのですが、入るなり接客スタッフが寄ってきて初診を告げると「紹介状はありますか」と聞いてくるのです。無いというととりあえず整理券と初診受付票のようなものを渡され記入。番号を呼ばれて受付カウンターに行くと「紹介状のない方は初診時の診療費とは別に特定療養費が1050円かかりますがよろしいですか」と聞いてきました。えっとは思いましたが、新しくできた病院がどんなふうか見てみたいし、他に近所の耳鼻科の所在もわからないので了解して受付を済ませました。大きな病院なので思ったとおり随分待たされて診察が終わるまで約2時間半かかりました。新しい大きな病院というと(mi)を産むのに世田谷の成育医療センターができたばかりの時利用し、その設備の新しさや今さらながらのポストモダンな建物のプチ豪華さにちょっと感動し、去年父が入院したできたばかりの高知医療センターではシティホテルのような佇まいを体験していたので、今回はもうそれほど驚くこともありませんでした。診療を受け「中耳炎」「副鼻腔炎」と診断され、「まずは中耳炎を直すため抗生物質を4日ほど飲んで下さい」「それでほぼ直るからその後副鼻腔炎の薬をしばらく飲めばいいですが、それはもう近所の耳鼻科でどうぞ。紹介状を書きますから。ここだとまた、長く待ちますからね」と言われました。おやおや紹介状の好きな病院だと思ったのですが、帰ってきてちょっと調べてみたら、この病院は紹介制度を基本としているんだそうです。巷の開業医で診察を受け、そこからの紹介状を出された人をじっくり診るのが基本のようです。受付でのやりとりもそれでうなづけますが、それなら、もっとしっかりその旨説明してくれてもいいのではと思いました。多分川崎市の広報などにしっかり説明しているんでしょうけどね。読んでません。「特定療養費」なるものを払えば紹介状がなくても診ますというのは何かひっかかります。
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