一昨日の午後のJwaveに糸井重里氏がゲストで出演していました。その時最初の選曲が100sの「Honeycom.ware」でした。因みに100sと書いて「ひゃくしき」と読みます。糸井氏がこれを選んだ理由に、出合い頭に聴いて「これいい!」と感じた曲の一つだったそうです。実をいうと、私も今年の2月頃FMで流れたのを聴いて、同様に出合い頭に「これいい!」何これ?とちょっとした衝撃を受けたのでした。その時のFMにはこのバンドの、というか、スーパーバタードッグのキーボードといった方がわかりやすいと思いますが、池田貴史がゲスト出演していました。曲の説明は一切なく、たださらりと流したので、どんなバンドなのか、本人が関係しているかどうかさえわかりませんでした。後でわかるのですが、1年も前に発売されていて、ツアーも終わっていて活動的には一息ついているころなので、ことさら説明を加えて曲紹介をするほどのことがなかったようです。iTMSでチェックし、そのお気に入りぶりをうるさいほど周りにアピールしたものだから誕生日に娘がそのアルバム「Oz」をプレゼントしてくれました。そこで全容を知ることになるのですが、「ファーストにして、すべてベスト!」のキャッチコピーに間違いはありませんでした。ソロとしての実績十分なフロントマン中村一義を始め、それぞれ経験豊かなメンバーが集まってできたバンドなのでパーマネントなバンドになるのか、この1作で終わるのかわかりませんが、ここまで完成度の高いものを作った後、次どんなものを聴かせてくれるか非常に期待がふくらむバンドです。私がここで取り上げるまでもない人気バンドでしょうが、遅れながらも「出合い頭」のファンになりました。
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