金沢21世紀美術館

今日は休日ですが仕事で石川県白山市に日帰り出張でした。14時からの打ち合わせでしたので新横浜９時29分発の新幹線に乗り、京都経由、特急「雷鳥」で北陸に向かいました。以前京都府綾部で工場の設計監理をしていた時は毎回始発の新幹線だったので、今回は楽な方です。帰りは金沢18時52分の特急「しらさぎ」、米原で新幹線乗り換えで新横浜22時51分着でした。14時からの打ち合わせは順調に進み16時前に終了。帰りまでの時間を使って、以前から実際に行ってみたいと思っていたSANAA設計の「金沢21世紀美術館」に足を運んできました。竣工当初よりその形態（プランニング）など話題になっていた美術館で、写真などは随分拝見していたのですが、実際その空間を体験して、予想以上に好感度でした。駆け足での見学なので直感的なのですが、視線の抜けから建物としてオープンな印象があり、また、休日とは言えにぎわいがあり、市民のみなさんが非常に楽しそうに使われている姿と相まって、市民に開かれた、親しみやすい美術館だと感じることができました。建物としてのハード面と、運営としてソフト面がうまく連携していて気持ちのよい空間が創出されているようでした。時間の関係で展示もあまり見られなかったので、次回はゆっくり観てまわりたいですね。