7月に続き、飛び石連休に八ヶ岳高原に行ってきました。前半あいにくの天気でしたが、後半は雨も上がり、気持ちのよい初秋を満喫してきました。さて、今回訪れたのは白州にある「サントリー白州蒸留所」。ガイドツアーに参加して、仕込、発酵、蒸留、貯蔵の工程を見学しました。特に蒸留のポットスチルと呼ばれる独特な形をした蒸留釜が印象的でした。また、貯蔵樽のメンテナンス(バナーで内部を焼く)の見事な職人芸ぶりに感心しました。貯蔵庫に入ると匂いだけで酔うほどのウイスキーの香りです。貯蔵する時間はもとより、置く棚の位置によっても微妙に味が変わるとのこと。とてもセンシティブなものなのです。最後に試飲会場で「白州12年」を堪能。(運転手はソフトドリンクで我慢)約60分のガイドツアーは大変楽しめる充実したものでした。また、こちらは「サントリー天然水白州工場」も併設されていて、こちらもガイドツアーがあります。もちろん、はしごしてこちらも参加しました。後に控える甲斐駒ヶ岳の雪解け水が花崗岩層をくぐりぬけゆっくりと地中にしみ込んだ天然水を採取。空気に触れることなくそのままボトリングされていました。水源周囲の環境を守り、自然のままの水質を保全するために、工場周囲25万坪の保全地が確保されているそうです。もちろん、蒸留所の仕込水はこの天然水が使われていて、名水の地にこだわり、蒸留所を開設したそうです。午前中ガイドツアーに参加し、お昼は工場内のレストラン「ホワイトテラス」で食事をとり、お土産に白州蒸留所限定販売のシングルモルトウィスキーを購入。ここはお薦めの観光スポットです。
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